埼玉県小川町・井戸ポンプ

2005年7月18日、埼玉県小川町の農家で太陽光発電を利用した井戸ポンプを設置しました。
これは同町の「NPOふうど」が主催する自然エネルギー学校の一環として行ったものです。
設置当日は18名の参加者とともに、夏の日ざしの中、ワイワイと取り付けました。

井戸は、昔ながらの堀抜きで、手押しポンプがついています。

水面は地下3m程度と浅井戸です。以前はこの水を家と畑の散水に利用していました。
しかし、ポンプが無くなってから今まで、市水を利用していたのです。そのため、水道代が非常に大きくなってしまいました。
このたび家を新築するにあたり、この井戸水を再度利用したいと、太陽電池を利用してのポンプ導入に踏み切られました。
太陽電池は土蔵の瓦屋根に取り付けました。生徒さんも二名、勇気を奮い立たせて、はしごを登り、取付に参加しました。

このシステムによる一日平均の使用可能時間は70分で吸上げ水量は2.1トンです。
もし、太陽電池からの電力の供給が止まった時にも、電力会社からの電力に、手動で切り替える事が出来ます。

ポンプは、太陽光発電では相性のいい機器です。

というのも、利用時間が短いからです。色々なタイプのポンプがあるので、みなさんも、チャレンジしてみませんか?