木質コージェネのパワー
10/13から15日にかけて、秋田に行ってきました。自然エネルギーの根が、着実に、しかも急速に、この国を耕している様を実感してきました。遠からぬ先に、この国は大きく変わるでしょう。戦争という方向に、引っ張られていかない限り。1日も早く、何が何でも既得権益を守ろうとしている人たちに、レッドカードを突きつけたいです。
まずは、秋田港の風車群です。30基以上はあると思われます。多分、発電出力では3万kWになると思います。近くには、メガソーラーと思われる施設もありました。
鷹巣町のVolter Japanを訪れました。小型の木質コージェネを販売している会社です。同町の道の駅に設置されているものを見ました。発電容量40kW、熱容量100kWです。建屋は20坪程度。熱は、足湯に使われ、電気はFITで全量販売されています。建屋の左側に、チップが貯蔵されています。2~3日に一度、軽トラで、チップは搬入されています。
機械の中身です。チッブはガス化されて、車のエンジンを動かします。発電機が回って、電気が出ます。高温のガスと排ガスから、熱は回収されます。私たちが、寄居で行っている実験機と、構造は同じです。非常にシンプルです。
熱は足湯にしか使われていません。これはとても勿体ないことで、案内してくれた方も色々と実験していると言っていました。電気は、40kwの低圧連携です。これはもう、難しいことは何もありませんね。
この会社、去年立ち上げたばかりですが、すでに20機に登る既設置と注文を受けているとのことです。きちんと事業として成立する仕組みとなっているので、急速に拡大することは、まちがいないですね。
地殻変動の確かな音がしています。